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IPデータキャスト送受信ソリューション「ORION-IE」

放送波/光ファイバー/ケーブルテレビ等の片方向デジタル伝送路を活用してIPパケットを伝送する仕組みは、IPデータキャストと呼ばれており、固定受信および移動型受信での市場展開が各国で始まっています。
NEXTWAVE「ORION-IE」は、IPデータキャストで最も基本的なファイル配信プロトコルであるFLUTEプロトコルに準拠し、アプリケーションレイヤーでの片方向誤り訂正(FEC)や、ファイル蓄積PROXY、ストリーミングPROXYを組み合わせた、総合的なIPデータキャストソリューションです。

ソリューション概略

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ORION−IEは「配信側」と「受信側」からなり、配信側ではスケジュール登録、伝送における利用帯域の設定、誤り訂正による冗長性の設定等の基本的な設定から、1つまたは複数の配信先を登録、1配信先に対して同タイミングで複数の配信要求を行う事などが可能です。
一方、受信側では、受信データの蓄積・制御、コンテンツ再生アプリ側へのプロキシ機能を備えます。プロキシとコンテンツ再生アプリケーションのインターフェースは、インターネット通信で一般的なHTTPプロトコルとなっており、インターネットで利用している再生アプリケーションを含む幅広いアプリケーションが利用可能です。

また、ORION-IEは機能ごとに明確に分離した構成となっているため、配信側/受信側のいずれかのみの提供や、FLUTEサーバ・クライアント、配信スケジューラー、受信プロキシ等、各機能モジュール単体でのご提供も可能です。

放送環境との接続

ORION-IEの配信機能は、設定された配信計画に従い、ネットワークに対して、IPマルチキャスト配信を行う機能を持っています。

ORION-IE受信機能は、放送にて配信されたIPが流れるインターフェイスから、FLUTEパケットを受信し、ファイルの再構築とその制御を行います。

以下は放送環境との接続機能ブロック例です。
※白抜き部分はORION-IEの基本構成範囲外ですが、接続実績のある適切な放送機器等をご提案します。

放送環境との接続

配信側の運用手順

配信マネージャはWEBアプリケーションになっており、配信のスケジュール設定画面から各種パラメータを設定して配信する「パラメター手動入力方式」と、delivery.xmlという配信計画を記載したXMLと、配信するコンテンツをパッケージし、WEBアプリケーションにアップロードする事で、配信スケジュールを設定する「配信計画パッケージング方式」があります。

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配信設定画面

ORION-IEの配信マネージャの配信スケジュール設定画面例です。ORION-IEの基本構成にこのような設定画面が含まれていますが、システム本体と設定画面は分離されているため、お客様にて独自の配信管理画面を作成いただいたり、既存のCMS(コンテンツマネジメントシステム)と連携する等、お客様のニーズに合わせた柔軟なシステム環境の構築が可能です。

配信設定画面

特徴1:FLUTE配信機能

弊社にてRFCに準拠したFLUTE実装を実施。機能拡張依頼やサポート依頼に柔軟に対応可能。
他ベンダーのFLUTE実装と相互運用テストを実施。
FDT配信間隔や、データの繰り返し配信数、配信間隔を設定可能。
配信ファイル名の日本語化に対応。
詳細な配信経過ログの取得が可能。
FDTインスタンスとファイルオブジェクトの伝送を連携し、バーストの防止と帯域利用の効率化を実現。

V-High帯マルチメディア放送(ISDB-Tmm)への早期対応。

         LCT拡張ヘッダ(※1)およびFDTインスタンス(※2)に対応。

         FDT拡張インスタンス(※1)およびFullFDT(※1)に対応予定。

         FLUTEセッション、ブロック分割、FEC運用に対応(※3)。




※1 お客様と設計段階からの連携が必要になる場合があります。
※2 FDTインスタンス内のオプショナル項目については、お客様と設計段階からの連携が必要になる場合があります。
※3 詳細な対応内容については、別途お問合せ下さい。なおFECのUEP機能には現時点では対応しておりません。

FDTインスタンスとファイルオブジェクト伝送の連携による、バーストの防止と帯域利用の効率化:

FDTとファイルオブジェクトの配信が連携していない場合

一定時間内に流れるデータ量をイメージした図になります。制御情報であるFDTインスタンスと、ファイルオブジェクト配信の連携を取っていない場合、タイミングによっては、バースト(帯域溢れ)が起きてしまうことがあります。(1)
FDTインスタンスのために帯域を広げるのも、FDTインスタンス配信待ち時は、空き帯域になり無駄になります。 (2)

FDTとファイルオブジェクト配信を連携せずに配信する例

FDTとファイルオブジェクトの配信を連携し、バーストを防止し、かつ、利用帯域を削減(ORION-IE)

同一TSIで伝送されるファイルオブジェクトの伝送と、FDT伝送を最適に組み合わせて、利用可能帯域を最大限活用できるように配信。
こうすることで、FDT配信とファイル配信を別の帯域で常に確保しておく必要がなく、無駄を作りません。

ORION-IE


特徴2:配信管理機能

詳細な配信スケジュール設定(開始、終了日時指定)
配信状況をWEB画面で確認
FLUTEのログをWEB画面で確認
FLUTE配信の死活監視、通知機能
WEB画面からの配信設定(パラメター手動入力方式)と、パッケージファイルのアップロード(配信計画パッケージング方式)の両方に対応

特徴3:受信側機能

  • 蓄積制御プロキシを配置し、WEBに対応したビューアであればサービスの提供が可能です。
  • 蓄積制御プロキシの機能追加により、配信後のコンテンツに対しての制御など拡張できます。

システム構成

実行環境

■ORION-IE送信側

  • Linux (CPU x86 x64) → CentOS5.4にて動作確認
  • Windows(CPU x86) → XP、Vista、Win7にて動作確認

■ORION-IE受信側

  • Windows(CPU x86)
  • Linux(CPU x86 x64)
  • Android OS 1.6 以上
  • ※動作確認済み機種についてはお問い合わせください

必要なソフトエア・ライブラリ

■ORION-IEのFLUTEに必要なライブラリ

  • expad 1.95以上

本件に関するお問合せ

本件に関するお問い合わせはメールにて承っております。LinkIconinfo@nextwave.jpまでご連絡ください。