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TRACE-DRM

スマートフォンやタブレット向けのデジタルコンテンツで、デバイス間のコンテンツ移動に不便を感じたことはありませんか?
「TRACE-DRM」は、そのようなユーザーの不便の解消とコンテンツの権利保護を両立し、モバイルデバイス間で直接コンテンツを転送できる、新しいスタイルのサービスを実現するためのデジタルライツマネジメント(DRM)技術です。TRACE-DRMは、以下の3つのキーテクノロジーで構成されます。

■トレースログ
コンテンツファイルに、そのコンテンツがどのデバイス間で転送されたかのログや、デバイス上での コンテンツの視聴ログをセキュアに付加する技術です。
これにより、コンテンツを転送する度にサーバにアクセスしてログを通知しなくても、最終的に受け取ったコンテンツについているトレースログを調べるだけで転送や視聴の履歴を取得することができ、転送回数や視聴回数に応じた課金サービス等も可能となります。
トレースログを付加する際、もとのコンテンツフォーマットは変更しないため、トレースログに対応するために視聴アプリケーションを改変する必要はありません。

■デバイスの個体識別子
トレースログに書き込まれる転送履歴は、ユーザー名ではなくデバイスの個体識別子です。
個体識別子の改ざん抑止のための様々な工夫と、デバイスメーカーの枠を超えた統一的な運用を実現するための工夫が施されています。

■各種の業界標準に準拠した既存DRM方式との連携
DRMはサービスポリシーと密接に結びついており、既存のコンテンツビジネスでは各種の業界標準DRMが用いられています。TRACE-DRMは、それらの業界標準DRMに柔軟に対応できる構造になっています。

このように、TRACE-DRMを活用してモバイルデバイス間でセキュアにコンテンツが転送できるようになると、ユーザー間でのクチコミによる広告費の要らないコンテンツの流通等、新たなコンテンツデリバリーサービスの可能性が拡がります。

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